才能を発掘し、
企業の可能性を無限大に
企業内での人材育成に取り組む事業主の皆さまへ人材開発支援助成金
事業展開等リスキリング支援コース
リスキリングとは、労働市場の変化や技術の進歩に対応するために、既存のスキルを更新したり、新しいスキルを習得する過程のことです。
リスキリングの特徴
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労働市場の変化
グローバル化と産業構造の変化により、新しい職種が生まれ、従来の職種がなくなる可能性が高まっています。
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技術の進化
デジタル化、人工知能(AI)、ロボティクスなどの進展により、新たなスキルが求められています。
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高齢化社会
高齢化に伴う労働力不足を補うため、既存の労働力のスキルを更新し、より長く働けるようにする必要があります。
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終身雇用の減少
終身雇用制度の減少とキャリアの多様化により、個人が複数の職業を経験する中で、リスキリングがキャリアの持続可能性を高める手段となっています。
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競争力の維持
国際競争が激化する中、労働力のスキルレベルを高めることで、国際市場における日本の競争力を維持しようとする動きがあります。
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社会的包摂
技術革新に取り残されがちな高齢者や障害を持つ人々も含め、全ての人が社会に参加しやすくするための手段として、リスキリングが注目されています。
DXが求められている理由
DXが求められる代表的な理由は
以下の3つです。
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01
効率性の向上
デジタル技術を活用することで業務プロセスが自動化され、作業の効率が大幅に向上します。
これにより、企業は時間とコストを節約し、生産性を高めることが可能になります。 -
02
学生と企業のミスマッチング
デジタル化によって、市場の動向や消費者のニーズをリアルタイムで捉え、それに素早く対応することができます。
これにより、企業は競争優位性を保ち、市場での成長機会を捉えることが可能になります。 -
03
学生へのフォローが不十分
デジタル技術を駆使して顧客との接点を最適化し、パーソナライズされたサービスやシームレスな顧客体験を提供します。
これは顧客満足度を高め、顧客のロイヤリティを確保する上で非常に重要です。
事業展開等リスキリング
支援コース
人材開発支援助成金「事業展開等リスキリング支援コース」は、企業の持続的発展のため、新製品の製造や新サービスの提供等により新たな分野に展開する、または、デジタル・グリーンといった成長分野の技術を取り入れ業務の効率化等を図るため、
- ◆既存事業にとらわれず、新規事業の立ち上げ等の事業展開に伴う人材育成
- ◆業務の効率化や脱炭素化などに取り組むため、デジタル・グリーン化に対応した人材の育成
に取り組む事業主を対象に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部を高率助成により支援する制度です。
「事業展開」とは
新たな製品を製造したり、新たな商品やサービスを提供すること等により、新たな分野に進出すること。
このほか、事業や業種の転換や、既存事業の中で製品の製造方法、商品やサービスの提供方法を変更する場合も事業展開にあたる。
例
- 新商品や新サービスの開発、製造、提供又は販売を開始する
- 日本料理店が主婦向けの料理教室を開業する
- 繊維業を営む事業主が、医療機器の製造等、医療分野の事業を新たに開始する
- 料理教室を経営していたが、オンラインサービスを新たに開始する等
「業務の効率化・DX化」とは
デジタル技術を活用して、業務の効率化を図ることや、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革する等し、競争上の優位性を確立すること。
例
- ITツールの活用や電子契約システムを導入し、社内のペーパーレス化を進めた
- アプリを開発し、顧客が待ち時間を見えるようにした
- 顔認証やQRコード等によるチェックインサービスを導入し手続きを簡略化した等
助成金のご案内
働き方の多様性や、今後新たに発生する業務で役立つスキルや知識の習得を目的に、貴社の社員様用に研修コースをオーダーメイドで作ります。
対象者
雇用保険加入の従業員
(パートもOK)
研修内容
①新規事業の立ち上げ
②業務の効率化・DX化の研修
研修場所
オンライン受講
助成額・助成率( )内は大企業の助成額・助成率
経費助成:75%(60%)
賃金助成:960円(480円)/時間
1労働者につき1年で3回まで
助成額の上限( )内は大企業の助成額・助成率
10時間以上:30万円(20万円)
100時間以上:40万円(25万円)
200時間以上:50万円(30万円)
1事業所が受給できる助成額は、
1年で1億円まで
事業展開等リスキリング
支援コース
コースはいずれも基礎コース、応用コース、実践コースとございます。
対象者のレベルに合わせて、ご選択ください。
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基礎コース
- 初めて学ぶ方
- 12時間
- 220,000円/人
助成金:176,760円/人
負担額:43,240円/人
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応用コース
- より専門的に学ぶ方
- 12時間
- 275,000円/人
助成金:218,010円/人
負担額:56,490円/人
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実践コース
- 仕事に活用される方
- 12時間
- 330,000円/人
助成金:259,260円/人
負担額:70,740円/人